歯科医院のお話＆ 裏話【Dr.&ｽﾀｯﾌ編】 母の話（時々天然）
【Q歯科】完璧先生とセクハラ先生
2021/04/09
当ブログは実際にあった出来事を書いていますが、
記事内に登場する人物、歯科医院の名称等はあくまで仮名であり
実在する名称とは一切関係ありません。
Q歯科医院は本院と分院があり、私は分院での勤務でした。
本院長は完璧先生
プロ意識
Q歯科本院長は仕事に関してはとても厳しく、
言いたい事は何でもズバズバ言う先生です(言葉はキツイし口が悪い)
それに、完璧主義で、ミスは許されません。
なので、本院のスタッフはいつもピリピリムード。
「給料を貰って働いている以上、プロ根性をみせろ！」
と先生はよく言っていました。
スタッフ３人のうち、１人が辞めると
新人が入るまでは２人体制になります。
本来、３人でやる仕事を２人でするのだから、負担がかかる、と言って
１人分の給料（基本給）を半分づつ、
残って働いている２人の給料にプラスしてくれます。
（その時は５～６万Ｕｐしてました）
ただし、出すもんは出すんだから（給料）
やる事はきちんと、完璧にしろ！って先生でした。
無礼講！
本院、分院の合同忘年会とかお食事会等がある時は本院長は一変して
自ら「今日は無礼講！何を言われたって絶対に怒らないし従う！」と
無礼講宣言をします。
すると、スタッフは ここぞとばかりに日頃の鬱憤を本院長にぶつけ
タメ口をきいたり、荷物持ちをさせたり、下僕扱いにします。
スタッフ１「ほら、〇〇(本院長の名)、ちゃんと私達に敬語を使いなさ～い」
本院長は皆の荷物を持ったりスタッフに敬語を使ったり
完璧に下僕になりきります(笑)
分院長はセクハラ先生
そして私が勤務するQ歯科分院。
ここの先生は以前 記事にも出した不器用な先生。
この先生は その治療中のミスの他、治療で行き詰ると、
よく、患者さんを放って置いて本院へ直行します。
そして、なかなか帰って来ません(-゛-)
居残り
入職して間もなく、新人でおとなしそうと見て私をターゲットにしたもよう。
一日の仕事が終わった後、帰る間際に先生は私にだけ
「かるみあさん、話があるから帰らないで残って」と言い、
私はよく居残りをさせられるようになりました。
最初は「仕事は慣れて来た？」って話だったのですが、
そのうち「普段は何してる？」「彼氏いるの？」「休みの日は何してるの？」
・・・と、だんだんプライベートな質問攻撃。
私はだんだんこの先生を生理的に受け付けなくなった・・。
もぅ、とにかく気持ち悪い。
そしてセクハラ
ある日、本院とのお食事会後の二次会で
どさくさに紛れて触って来た事があった。
とにかく、何かと触れてくるのでイライラ・・・((o(-゛-；)
なんせ生理的に受け付けない人なので、
露骨に嫌な顔をしてしまったっ(-_-#)
すると、プライドを傷つけてしまったのか、分院長の態度が一変。
難癖
その翌日から、来院した患者さんのストッピング
（仮封・・・歯型を取った後に仮に詰めるもの）が
外れているのがあると「なんでストッピング（仮封）が外れるんだ！」と
他のスタッフがしたものでも、
先生自身がした仮封の外れたのも全て私のせいにして
診療後、他のスタッフが帰った後、いつもの居残りをさせられ、
そのストッピング（仮封）の外れた事についての
訳の解らないお説教が毎日続きました。
ある時 私は「○○さん（患者さん）のストッピングは私じゃありません」
と言い返した事がありました。
まさか私が言い返すとは思わなかったのでしょう。
みるみる先生の顔色がかわり
「それが他のスタッフだとしても、君はそのスタッフをかばうものだろ！」と。
いやぁ、訳解らん・・・┐(-｡ｰ；)┌
エスカレート
そして先生に「こういう話は家族の人にしてるの？」と聞かれ、
「特にしていません」って言ったのがマズかった(-゛-)
それからE歯科の先生は目の前で服を脱いで着替えたり
「仲直りしよう」「俺と仲良くできる？」とか、終いには夜のお誘いまで・・。
もう限界。この時の私の思いは「辞めたい」しかなかった。
この頃は ほぼ毎日帰りに呼ばれては同じ話の繰り返し。だんだん気も滅入る。
愚痴を言い出すと、尚更働きたくなくなるし、
何度も職を変えたくないのもあって
親にも友達にも言えずに何とか居続けようと我慢していたのですが
この時ばかりはもう精神的にも耐えられなくなり、
突然張り詰めていたものがプッツリ切れて、
仕事途中で辞めて帰って来ちゃいました。
そして家に着き母親にこの事を全て話しました。
給料無し
そして月末になり、銀行へ行ってみると給料が振り込まれていない・・。
私はQ分院へ電話をしました。
分院長は「そんな、突然辞めて給料出るわけないでしょ！
そんなのフェアじゃない」と。
まぁ、確かに普通だとそんな辞め方は通用はしないし、私が悪いよな・・。
締め日からそんなに経っていなかったから、給料もわずかだし
‘もういいや、関りたくない’と私が あきらめかけた その時！
「フェアじゃないぃ・・！？」(-_-#)・・私の母親の方がキレてました。
私が「給料だって、そんなに出ないし、もう関わりたくない」と言ったら、
母「働いた分は貰う権利がある！」と言って既に母さんは電話を掛けている。
母 VS 先生
母「かるみあの母だけど､先生出して！」言い方も荒々しい。
電話保留後、受付に「先生は手が離せません」と言われたらしく
母「じゃぁ、本院の電話番号を教えて」
すると分院長がようやく出てきました。
母「給料出さないってどう言うこと！？」
母「突然辞めたからって言ってるけど、
自分が何して娘が辞めたか分ってるの？
娘から全て聞きましたよ。出るとこ出てもいいですよ！」
それでも先生は否定しているらしい。
母「そりゃ、自分でセクハラしてました、なんて親には言えないよね？
あなたじゃ話にならないわ。本院の電話番号教えてください。
そっちの院長と話つけるから」
すると、電話を一方的に切られたらしい。
母、カチーーーン！(-_-#)
そして母は１０４でQ本院の電話番号を聞き出し、即、電話。
すると、母の先程のケンカ口調から一変して
丁寧口調になっている・・・ビックリ。
本院長に分院長のセクハラを暴露しました。
本院長は驚き、やっと事情を把握したようです。
こんな凄い母を初めて見ました。
普段は天然だったり自分の事は自分で解決しろ的な母なのに。
・・・この電話のやり取り、今でも鮮明に覚えている。
そして数日後、給料はお詫びの分も合わせて少し多めに入っていました。
セクハラ先生といい、横領女といい・・・最悪な職場だったなっ(-∀-`; )
これは20～21歳の若かりし頃の出来事。
私もまだまだ青かったなぁ・・と、しみじみ。
横領女の話はこちら↓
