頭を酷く打ち付け、全くの別人格に・・これって前世？
2017/12/12
これは従兄弟が高校生の頃のお話。
柔道の部活で
小学生の頃から近所の武道館で柔道を習っていた従兄弟のT君。
高校に入学する頃には黒帯になっていました。
迷わず柔道部に入部したT君・・・先輩達はみんな白帯で黒帯はT君だけだったらしい・・・。
T君が入った柔道部での練習初日、
白帯先輩は「後輩（T君）にナメられては いけない！」と思ったらしく、
いきなりT君の不意をつき、投げにかかって来たそうです。
T君は思いっきり頭を強打して気を失ってしまい、
そのまま救急車で運ばれて行ったとか。
記憶喪失
連絡を受けた叔母(母親）は大急ぎで病院へ駆けつけ、
それから間もなくT君の意識が戻ったらしいのですが、
どうもT君は様子がおかしい・・・。
そして先生が「自分の名前分かる？言ってみて」と言われ・・・
なんとT君の口から出て来た言葉は「おのえ きくえもん」Σ(*゜ェ゜ノ)ノ誰ですか！！
・・・勿論、T君はそのような名前ではありません！
それから叔母はT君を家へ連れて帰り
色々と話をしてみたり、思い出させようとしたらしいのですが
T君は思い出そうと考えると酷く頭痛がするらしく、全くT君の記憶は出て来ないようでした。
別人格に
‘おのえ きくえもん’は常に腹ペコらしく
食べても食べても終始「腹減った～」と言っては
かなりな量を食べていたと言う・・・。
人格はT君とは別な人のようだったとか。
翌日
それから１日が過ぎ、翌朝になると ‘おのえ きくえもん’は消え、いつものT君に戻っており、
前日の‘おのえ きくえもん’の記憶が全く無くなっていたようです。
何だったのでしょう・・・おのえ きくえもん。・・・前世？
おのえ きくえもんは かなりな大食らいだったらしい（笑）
従兄弟もかなりな食いしん坊で、それは共通していたかもっ(^-^；)
1日で元に戻ったから良かったものの、
T君が‘おのえきくえもん’の間、叔父、叔母は気が気ではなかったでしょうね・・・。
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