色~んな話

【子供の頃のトラウマ】恐怖体験と活字嫌い

2017年8月2日

怖い思い出

それは私が小学生の頃の話。

私は近所の子達(女2人、男2人 全て同学年) と外で遊んでいました。
しばらくすると、その中の男の子が「オレん家おいで」と言い出し
みんなでその男の子の家へ行く事になりました。

その男の子の家は遊んでいた場所から直ぐ目の前だったので、
みんな そのまま、その子の家へと入って行きました。
男の子は玄関の鍵をかけ、私ともう一人の女の子には玄関で待つように言われ、
男の子二人は居間の方へ入って行った。

私達の他には誰もいない様子(両親は共働きらしい)

そして男の子二人が居間から出てきて、こっちへ向かって歩いてきた
すると、その男の子達はふざけて私達に包丁を向けたのです。
それも結構、顔の近くまで・・・

私ともう一人の女の子が玄関の鍵を開けて二人で逃げ出したので、
とりあえずは何事も無く終わったのですが
その時に何をして遊んでいたとか、どんな流れで家に呼ばれて行ったとか、
男の子達は刃先を向けながら
私ともう一人の女の子に何かを言っていたのですが、全く覚えていません。
けど、その時の刃先の記憶だけは今でもしっかり残っています。

 

それが原因だったのかも・・

先端恐怖症

それ以降 ペン、箸、フォーク etc..尖った物の先が
私の方を向いていると(( ゚Д゚)))ブルッ!ときます。

以前、働いていた歯医者でも、すぐ隣にいたスタッフに「ねぇ~」と呼ばれ、
振り向くと、その人が持っていたボールペンの先がこっちを向いていて、
思わず「う゛わぁっ!(゚ロ゚ノ)ノ」と、のけぞってしまったり 、
誰かに人差し指を向けられ 思わず、その人の指を掴んでしまった事も・・・(* ̄∇ ̄*)ゞ

いつも気をつけているのは食器洗い。
洗い終わった食器を水切りカゴに入れる時 箸とかフォークの先が私の方向を向いていると
何か気持ちがザワザワして慌てて向きを変えてしまいます(・ω・; ゞ


 

新聞嫌い

これも小学生の頃、4~5年生くらいかな。
ある日の事、父が仕事から帰って来るなり
私と妹を呼び、リビングの椅子に座らせ、何を思いついたのか
私と妹に新聞の「天声人語」を朗読させ、
そして何が書いてあったのか内容を話させるようになりました。

天声人語

読解力、分析力UPの為に書き写しや要約する勉強法があるらしく
今は小学生新聞とか子供向けがあるらしいですが、その当時は大人バージョンのみ。

親父さんの勉強法は漢字に読み仮名をふるわけでもなく、そのまま朗読するわけです。
解らない漢字だらけで、聞けば教えてくれるけど、それを書き留めるわけでもなく
一通り最後まで読んだら、記事の内容を言えとな。

言えるかー!
解らない漢字やら単語をただひたすら読んだって、
言葉が口を通して出ているだけで頭になんか入って来ないし。
その漢字、単語を理解するのに(・_・;?な状態で説明されたところで
もう記事の内容なんて覚えていません。

しかも体育会系な親父さんの話す言葉には圧力があるので
尚更、頭になんか入らないし・・・理解する以前の問題です。

それから、毎日これが続くのですが嫌で嫌でたまらなかった。
早く部屋に戻りたいって事しか考えていなかったな。
妹なんか私より幼いわけだから尚更です。

それに大人になってから分かりましたけど、父さん 説明下手すぎる( ̄ェ ̄;)

天声人語は国語力があって出来の良いハイレベルな子なら要約出来るらしいですが、
おバカちゃんな私には到底無理。カエルの子はカエル・・
まぁ、親父さんの勉強法が間違えていたのは明らかですが^^;

その後、私達のやる気の無さが伝わったのか、進歩が無いと思ったのか
何を思ったのかは知りませんが、父は天声人語を朗読させるのをやめました。

縦書き活字アレルギー

それ以来、私と妹は新聞を嫌厭するように・・そして縦書き活字アレルギー。
教科書はまぁ何とか大丈夫でしたが、本等は好んで読まなくなりました。

でもこの世の中、活字を見ないで生きていく事はできません。
何かしら見ているうちに少しづつ慣れてきて、
それからだいぶしてからですが、自分から読んでみたいと思って
買ってみた本が、著者:妹尾河童氏本人が直筆で書いたエッセイ「河童が覗いたインド」
これが、なかなか面白くて「河童が覗いた~」シリーズを読むようになり、
だんだん興味がある本は読んでいくようになりました。

因みに横書きは全然平気。(改行されていない字がギッシリなのはダメですが)
ニュースとかは殆どインターネットで見られるし、ブログも作っているくらい(笑)

しかし未だ、縦書きで改行されていない すし詰め状態の活字には嫌悪感が・・・。
新聞、週刊誌等を読むと、何かイライラというかモヤモヤして読んでいられなくなります。

因みに妹も全く同じ状態で、美容室に行っても週刊誌等全く読まないし
本も読む気にならないと。

包丁の件もそうだけど、やってる本人は ただふざけてるだけ、とか
悪気がないとは言え、受ける側は心に傷跡が残るもんです。

-色~んな話
-, , ,