Kalmia*歳時記

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色~んな話

ピアノレッスンでの想起

2019/11/27

さて5年ぶりにピアノを弾こう!

ピアノを弾きに実家まで週2回位通っています。

なんせ、約5年ものブランク
以前はスラスラ弾けていたのに、指が全然まわらない…ショックっす。

てな事で、まずは昔やったピアノのテクニックやら
基礎とかの練習本を引っ張り出してきて練習です。

練習初日(ぶっ続け4時間)が終わった頃には腕がダル~い。
いきなり動かしたせいか 何だか筋肉痛のような感じです。

今までこんな事なかったのにな…さすがに5年は空け過ぎかっ。

私がピアノを習い始めたのは6歳の頃

ピアノかエレクトーンか

正確には近所のオルガン教室で最初はオルガンから始めたのですが、
そこは1年程で終了し、その後はピアノかエレクトーンのどちかを選択し移行します。

私は色んな音が楽しめるエレクトーンにしたかったのですが、
母はエレクトーンとピアノの弾き方の違いからして、またいつか移行する事を考え

母「エレクトーンからピアノへは難しいけど、
ピアノからエレクトーンの方が行き(移行)やすいから
まずはピアノを始めなさいよ。その方が良いよ。」と。

ピアノにも興味があったので「うん、じゃぁピアノにする」とあっさり。
ピアノ教室に通うことになりました。
(その後エレクトーンを習う事はありませんでしたが)

ピアノに決めるがなかなか癖がぬけない

オルガンを1年位習っていたので‘バイエル下巻’からのスタートです。
ですがオルガン弾きの癖(指をのばし、指の腹で弾く)が出てしまいます。

「ピアノは指を立てて丸く、一本一本上げて指先で叩く様に
手のひらに卵を包む感じに丸く」と言われるのですが、
一度付いた癖はなかなか直りません。

ピアノに移行したからといっても、直ぐにピアノがあるわけではなかったので
暫くはオルガンでの練習です。

オルガンの鍵盤は軽く、押せばすぐ音は出るし
一向にピアノの弾き方にはなりません。

音符に集中すると手の事(卵を包む感じに丸くする)の意識が薄くなるので、
だんだん指がのび、手の甲が平たくなり下がってくる…

母は(・o・ )ハッ!と何か閃きました!

オルガンの右手と左手が位置する辺りに縫い針を立ててセロテープで固定。

こんな感じのままで練習します。
暫くすると無意識にオルガン弾きの癖で指がのび、
手の甲がだんだん平たくなって下がってくると針の頭が手のひらに触れます。

そこでアッ!と気づかされ‘指を立てて手を丸く!’を意識させる、というしくみ(笑)

よく妹と姉妹喧嘩をすると針先が上にひっくり返っている事が・・
妹の仕業です^^;

突然のサプライズ!

オルガンでの練習が続いていた とある日
学校から帰ると家にピアノが!

「(๑ʘ∆ʘ๑)うぉー!ピアノだ!」凄くビックリしました!

もう、その後は嬉しくて嬉しくて・・妹を払いのけ
ピアノを独占して弾いていた事を今でも覚えています!

そのうち妹もピアノを始めたいって事で、母が私と同じピアノ教室へお願いしたところ
バイエル上巻のレッスンはしていないから、
最初はオルガン教室から始めなきゃならないとか。

それと小学生以下は対象外らしく幼稚園児だった妹は受け入れてはくれなかったのでした。

ピアノのレッスン

先生嫌い

私が通っていたピアノ教室の先生は冷淡で笑わなく常に嫌味口調な先生でした。
嫌味口調のレッスンは楽しくなく、そのうち練習をしなくなりました。

練習をしないからレッスンでも先に進めず、
どんどん遅れるので他の子と比べられ、また嫌味。

サボる

ある時ピアノ教室へ行ったふりをして
公園で時間を潰して家に帰った事がありました。

その1時間後ピアノ教室から電話が来て母親にサボったのがバレてしまい、
その後直ぐ、2時間遅れでピアノ教室へ無理やり行かされたのでした。

ピアノ教室に着いて、そこで嫌味先生の一言
「レッスン受けて帰ってきたって、さっきお母さんが言ってたけど、
かるみあちゃん、時間通りにレッスン受けに来たっけ~?」

もぅ、どよーん です・・il||li _| ̄|● il||li

ピアノ鬱

ピアノを買ってもらったばっかりだし、
辞めたいとも言えず、ピアノのレッスン=鬱でした。

その後、母は私のピアノ鬱を察知した様で、
そして妹もレッスンが受けられる様にと新たにピアノ教室を探してくれました。

それがなんと、自宅から5軒隣にピアノ講師が住むお宅があり
先生のピアノ教室が無い都合の良い日に教えてくれる事になりました。

先生を替える

相変わらずオルガン弾きの癖が出る私は先生に何度も注意され、
「これはピアノを弾くうえでの基礎だから、ここを飛ばすと
後々、癖が残ったままずっと弾くことになるから、ちゃんと直さなきゃ駄目だよ」と。

出来ない箇所は出来るまで練習。それでも全く苦痛はありませんでした。

褒め上手な先生

新しい先生はとにかく褒めてくれます。
そして熱心で、優しくて大好きでした。

それから、だんだんピアノも楽しくなってきます。
褒められると調子にのる単純な子供なのでした(笑)

月日が経つにつれ、先生のお蔭で癖の方も直り、
中学3年まで ご近所先生の所でピアノを習っていたのですが、

高校に入ってからは部活が忙しくなり、
残念ながら先生のレッスンを辞めてしまう事に。

その後は好きな曲の楽譜を買って来て弾いたりと
実家を出るまでは何かとピアノに触れていたのでした。

振り返ってみて

先生との相性って大事だな、ってつくづく思います。

本当はピアノが好きなのに、
最初の嫌味先生が嫌いでピアノも嫌いになって弾かなくなるところでした。

あの時に先生を替えてくれなかったら、
今になって‘ピアノ弾こう!’なんて思わなかったかも。

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