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【北海道*旭岳温泉&グルメ】湯元 湧駒荘へ遊食膳&温泉三昧 Hokkaido Onsen

2019/05/29

1月13日~15日 旭岳温泉へ2連泊で温泉旅行してきました

13日は悪天候で午前中から4~5時間で膝の高さ位まで積雪し、
これから出発だというのに車は埋まるは雪かきやらで出発予定時間が遅れ
案の定、高速道路通行止め、下道は渋滞の中での出発でした。 ※14時頃自宅を出発

なんとか18時30頃お宿に到着!
泊まったお宿は旭岳温泉の湧駒荘

湯元 湧駒荘(ゆこまんそう)Yukomansou

山小屋風で、とても木の温かみを感じさせるお宿です。

【日本秘湯を守る会】に入っているお宿


湧駒荘は皇族の方々も宿泊されたという由緒ある旅館です。

到着して間もなくお食事~
出発前の雪かきが きいたのかお腹ぺこぺこ。

1日目

遊食膳

食前酒~お造り
泡醤油をお箸でちぎって お刺身に付けて食べます。
フワフワしたお醤油で口の中で溶けて醤油の味が後から来る感じ。
面白いお醤油です

ふらの和牛フィレステーキピーナッツソース(左)
温もり野菜の和風ミネストローネ(右)

完熟トマトのコンポート(左)とても甘くフルーツの様!
とろとろ豆腐鍋(右)
写真を撮るのにモタモタしていたら煮立っちゃった💧

たこめし、お味噌汁、香の物(左) 抹茶パフェ(右)

期待通りの【遊食膳】
その季節の美味しい食材を使ったお料理が出てきます。
旬なものを頂けるなんて幸せ~♪

とろとろ豆腐鍋辺りから、もうお腹がぱんぱん…
完全にいつも食べている量を超えています(^o^;)

食事を終えて、いよいよお風呂!
ここはお風呂が良い!って聞いていたので期待大

【本館 ユコマンの湯】Onsen

 

そのカタカタ~って音が下駄でも履いて歩いている感じ

古いんだけど味のある本館の温泉

ダンナさん曰く「何かね~、温泉道場って感じ」
正に!

 

 

【本館 シコロの湯】

本館は昔ながらの湯治風な感じなお風呂。
21時から男湯と女湯が入れ替わるので、ユコマンとシコロの両方が楽しめます。
ただ、本館露天風呂は温度が低い為、冬期閉鎖だったのが残念。

それにしても平日だからなのかお客さんは少ないと思ったけど…
お風呂には一人も居なかった。

喫茶【姿見】

挽きたて&湧水なので とても美味しい
お風呂上りは必ず姿見でコーヒーをいただきます♪

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湧駒荘HPより引用~
湧駒荘(ゆこまんそう)の温泉は、大正3年(1914年)に発見され、
開設以来絶えず毎分300L以上の湯を湧出しています。
泉質は硫酸塩泉・正苦味泉「マグネシウム」、石こう泉「カルシウム」、
炭酸水素塩泉「アルカリ金属」、緑ばん泉「鉄」からなり、
特に「正苦味泉」は日本でも数少ない名湯中の名湯です。

2日目

湧駒荘の朝食

ご飯、お味噌汁と三段お重は運んでくれてサラダ、キンピラ等はバイキング(?)
三段お重は横開きになっていて小洒落ています
とてもヘルシーな和朝食。

せっかく旭岳まで来たのだから…
そう来れる場所ではないので、スキーの用意もしてきました。
天候の事もあるし、取りあえずロープウェイの所まで行こうと車に乗り込むと、
前日置きっ放しにしていたペットボトルの紅茶が凍ってた。
朝の気温-18℃…そりゃ凍るわな。

旭岳ロープウェイまでは直ぐだったので、状況を見てみると運行しているよう
早速、スキーの用意をしてロープウェイへ向かうと、
スキー、スノボ客が集まって来てました。
場所が場所だけに…なのか、平日だからなのかお客も少なめ。
その中にヘルメットを被った小さなお子ちゃんを連れた親子客も。
こんな小さいうちからスキーしてると、凄く上手くなるんだろうなぁ。

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旭岳山麓駅からロープウェイで姿見駅へ

頂上に付くと-20℃。
ゴーグルの内側がくもっていたのが、一瞬にして凍る・・・融けないし視界が悪い

コースは中級と上級のみ!
スキーは4年ぶり。しかも運動不足…大丈夫か私
コース途中には所々上り坂も有ったりして結構疲れる。

これで中級なの?と思う位、なだらか斜面かと思いきや、
いきなり斜度がついて急に幅が狭くなりコースアウトしたら、
かなり下まで転げ落ちそうな場所があったりと…。
そういう意味での中級(自分でコントロールできる)なんだと理解した。

下まで滑り終えて、売店で即くもり止めを購入。くもらないって素晴らしい~
私は2本目滑り終えたところで終了。
もぅ足のスネが痛くてたまらない…ふくらはぎも張ってきたし。
ダンナさんは再び滑りに行きました。その間 私は車の中でお先に昼食。
1時間半後位にダンナさんが戻ってきました。ストックが1本無い…?
話によると、滑っている途中で急に視界が悪くなり、
コースが右カーブになっているのが見えなくなりそのまま突っ込みコースアウト。
そして5m先に飛ばされ、少し落ちたらしい。
ダンナさんが吹っ飛び、ストック2つ、帽子、ゴーグル、
板も外れ目の前にお星様が見えたんだとか。
取りあえず吹っ飛んだ物を回収し、
行方不明のストック1本は諦めてコースまで這い上がり、その後滑って降りてきたらしい。

…ぞっとした
落ちた所がまだ、すぐにコースに戻れる場所で怪我も無かったから良かったけど、
その先にはコースアウトすると、かなり下の方まで転げ落ちそうな場所もあるわけで…
ただでさえお客が少くなく、人目に付きにくいのに
ましてや、よく視界が悪くなるからコースアウトなんてしたら命取り。
誰にも気づいてもらえなかったら…って考えると怖くなった。

※私はスキー場だと思っていたのですが、後から調べてみたところ
‘旭岳スキーコース’で一般のスキー場ではないようです
ナハハ・・・どうりで防護ネットしていなかったわけだね。

天人峡温泉へ

気を取り直して温泉入りに行く事に。

天人峡温泉・旭岳温泉のホテルのお風呂に
自由に入れる湯けむり手形をGetしたので、
天人峡の温泉へ行ってみる事にしました

天人峡を下調べしていなかったので、
よく分からなかったんだけど、天人閣にしてみた。


ここの露天風呂から‘見返りの岩’が
見えるらしいのですが、結構な勢いで雪が降っていて見えなかった。
調度チェックイン時間だったのか何なのか、
お客は誰一人入っていなく、ここでもまた私一人。

他の温泉も巡ってみたかったけど、夕食時間が過ぎそうだったので 諦めて宿に戻る事に。

天人峡の温泉街からトンネルを抜けると こんな景色・・・凄い迫力(柱状節理)

天人峡から旭岳へ向かう道。ただひたすら真っ直ぐな道。

その先の橋で、ちょうど夕日が

それからお宿へ・・・。
部屋に戻り、30分後に夕食。

遊食膳

帆立のカルパッチョ(左)自家製めかぶ醤油とお勧め鮮魚(右)

気仙沼産フカヒレのスープ土瓶仕立て

留寿都産もち豚ロース塩釜焼き
塩釜を割ると中から昆布に巻かれた豚ロースがでてきました(右)

鯛かぶと酒蒸し(左)近海物毛蟹酢(右)

知床鶏のはりはりしゃぶしゃぶ(左)鶏雑炊(右)
実は私、雑炊は苦手で普段は絶対食べないのですが
この雑炊は美味しかった~♪また食べたい!って思ったほど。


白いコーヒープリン
白いけど、しっかりコーヒーの味

食後、一休みして お次は別館のお風呂へ
昨日よりお客が増えていたので、他の宿泊客と出くわすと思ったけど、
脱衣所に入ったら、浴室から出て来た話し好きなお客さんに話しかけられ、
脱衣所で話し込んでしまった(笑)
どうやら、その人はリピーターらしく、色んな情報を教えてくれました。
ここの料理の事やら、お風呂の事やら、湧き水の事やら、
そしてその人の出身地(美瑛)の事やら旅先で出会った人と
そういった話をするのは楽しいですね(o^^o)

それから3人入っていたお客も上がって来て・・・
食後の一休みの時間が長かったのと脱衣所トークでのタイミングで
お風呂に入る頃にはまた一人貸し切り状態!…なんという貸切率♪

【別館 神々の湯】

別館は床に石が敷き詰められていて、天井は吹き抜けになっており、
窓も大きくモダンな感じ。
お湯は本館も別館もぬるめな方なので、
ぬるめ好きな私にしては調度良い湯加減です。
ぬるいんだけど芯から温まる感じ。
露天風呂はずっと入っていても、のぼせないのが良い♪
しかし外は氷点下なので濡れてる髪がだんだん
シャリシャリと凍ってくるのが分かります。
※露天は特に熱いのが好きな人だと
寒くて入っていられないかもしれません(^_^;)

日帰り客は主に こちらの大浴場を利用する感じです
こちらの露天風呂は冬期間も入れます

湧駒荘の泉質と効能

  • 5種類の泉質:炭酸水素塩泉、ナトリウム・カルシウム塩化物泉、芒硝泉、正苦味泉、
    硫酸塩泉 源泉かけ流し
  • 効能:関節痛、筋肉痛、神経痛、五十肩、冷え症婦人病、胃腸病等

日帰り入浴

神々の湯(別館)

入浴時間 : 12:00~19:00
料金   : 大人800円、小学生350円、小学生未満 無料

ユコマンの湯(本館)

神々の湯とは別料金です。
冬期の露天風呂は湯温が低いので利用できません。

入浴時間 : 13:00~17:00
料金   : 大人1500円

13:00からですが、午前中に清掃する為、
お湯が溜まっていない場合があるようなので、フロントで確認を!

最終日

湧駒荘の朝食

サラダ、キンピラ等は昨日と変わらず、三段お重のお料理は昨日と違っていました。
温泉卵はダンナさんから借りて撮りました…私は苦手なので食べません^^;
前日、お腹がはち切れそうな程の朝食でしたが、最終日の朝食
量は変わらないはずなのに余裕で入る…これは胃袋が広がったって事よねっ

朝食後に本館と別館のお風呂に入りに行き…さすがに、その時間帯には誰も入っていなく、
お風呂は9時までだったので時間いっぱいまで入り、
チェックアウト時間ぎりぎりに宿を出たのでした。

【湧水】神泉

ロビーには大雪山の湧き水‘神泉’があり、
フロントで聞いてみるとポリタンクでもOKとの事で
蛇口に繋ぐホースを貸してくれました。
20ℓ+15ℓ分の湧き水Get!

この湧き水にはミネラルが含まれていて
野菜を食べるのと同じ効果があり、特に
「慢性消化器病」「慢性便秘」「肝臓病」「糖尿病」「肥満症」
に効果があるんだとか。

湧き水もGetした事だし、あとは帰るだけ。
美瑛経由で帰る事にしました。冬に美瑛は行った事がないのですが…

晴れていればもっと景色も違っていたんでしょうけど、残念、曇って雪も降っていました。
サンピラーも見てみたかったけど、条件が合わないと なかなか見られないみたいだし。

その後、旭川から高速に乗って~、と思っていたら、またもや通行止め。
雪…少しは降ってるけど、止めるほど?なんて思いながらも
仕方なく、下道に行くのですが、やはり渋滞してる。
そうだねよ…高速乗れなければ、みんな下道へ行くもんね。

そして間もなく、視界が悪くなる程 吹雪いてきたのでした。

行き帰りと悪天候でしたが、あーっと言う間の温泉旅行。
温泉、食事ともに最高で、また行きたいなって思わせる湧駒荘でした
それと雪山を滑る時は一般のスキー場にしよう、と心に決めたのでした。

湧駒荘への交通・アクセス

住所:〒071-1472 北海道上川郡東川町勇駒別旭岳温泉
電話:0166-97-2101(代)/FAX:0166-97-2103
アクセス:JR旭川駅からバス→旭岳温泉行バス「いで湯号」

冬期ドライブは流氷もお薦め♪
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