【Y歯科】歯科助手奮闘記①
2021/02/26
当ブログは実際にあった出来事を書いていますが、
記事内に登場する人物、歯科医院の名称等はあくまで仮名であり
実在する名称とは一切関係ありません。
目次
Y歯科出勤初日
ここのスタッフは衛生士2人、受付1人、そして私 助手1人の計4人。
何やら職場の(先生、スタッフ)空気が重い。
午前の診療が終わり昼食時
しーーーーーーーーーーーーーーーーーーん
誰一人話をしません…スタッフ同士、全く会話が無い(-∀-`; )
・・もう息が詰まりそう。
それに先生は気性が激しいようで、スタッフの出入りも激しいようです。
こんな中でずっと働いていけるだろうか…とても不安
そう思いながらY歯科での勤務がはじまりました。
最初は先生に怒られてばかりの毎日
確かに勤務して間もないし、まだ仕事も覚えていないから仕方が無い。
でも、今までやってきた事を全て否定されるし、かなりヘコむ…。
使っている機械、使っている薬、材料、Y歯科での治療のやり方、手順、
患者さんへの説明も、歯科医院によって違ってくるので、
それはここのやり方だから私が合せて行かなければなりません。
例えば神経を抜く事を歯科によって、‘抜髄’‘麻抜’‘PE’(同じ意味)
根の治療の事を ‘根治’‘RCT’‘根貼’(同じ意味)
その歯科医院によって言い方、先生のカルテの書き方も違います。
そういった今まで働いてきた歯科医院との違いが沢山あって 覚えるのも大変!
そのうち私はスタッフの一人、
衛生士のWさんと気が合い仲良くなりました
Wさんは私が入る1週間前に入職。
それからよく一緒に遊びに行ったりするようになりました。
Wさんは衛生士学校を出ていて他歯科医院での職歴もあり知識が豊富なので
私はWさんには色々と教えてもらいました。
職場でもWさんと仲良く話していると そのうち先輩スタッフも入って来るようになり、
だんだん話すようになり、次第にスタッフ間での重い空気は無くなっていきました。
先生は感情の起伏が激しい性格
機嫌の悪い時は人に当たったり、物に当たったりします。
そして、その日によって言う事がコロコロと変わります┐( -"-)┌
それに先生は特に新人に厳しく、私には衛生士の資格を持っていないと言う事で、
ことごとく文句を言って来ます。(だって仕方が無いじゃない私は助手なんだから)
ここのY歯科での助手の仕事は初めてやる事が多く
戸惑う事ばかり…なかなか付いて行けません。
でも、ここで仕事を覚えたら これから働いていく上で強味になるかも…と思い
一通り仕事が出来る様になるまではと、頑張る事にしました。
それから3ヶ月後Wさんはこの職場とは合わないと言い、辞めてしまいました。
一番仲が良かったスタッフだっただけにかなりショック。
先生からお呼び出し
それから数日後、仕事が終わってから私だけが呼ばれました。
話の内容は今まで土日完全週休2日制だったのが、
翌月から土曜13:00まで診療する事にしたから、私にだけ出勤して。という事でした。
しかも、給料は変わらず!
私は募集内容と違う!
しかも、半日多く働くのに給料は変わらないのはおかしい!
と抗議したのですが
先生は「新人のうちからそんな考えじゃダメだ!」と逆ギレ。
それにスタッフみんなと勤務体制が平等ではないのにも納得いかず、
再び負けずに抗議しました。
すると、先生は「今は無理だけど、そのうちスタッフみんなで
ローテーションを組んでやるから」と。
それでも納得いかない、と私が言うと
「それなら辞めてもらっても構わないんだよ」と。 何これ…パワハラ?
何て卑怯な!!どうして私だけ?
もしかして辞めさせたいから そう言っているのかも・・?とも思ってきました。
しかしながら…そう言われると辞めたくない、という気持ちも湧いてきます。
とてもバカにされた気分
こうなると今は辞めるもんか、取りあえずは仕事を頑張って
完璧に出来る様になって手放せなくなったところで辞めてやる!
「辞めないでくれ」って言わしてやる!
そう思い腹立たしくも土曜の1人出勤をする事を承諾しました。
こうなりゃ意地です。やってやるわ!
でもやっぱり、給料が変わらない事はおかしいし、納得いかないので、
土曜日出勤する代わり月曜の午前は休みをもらって午後からの出勤を希望しました。
すると、先生も渋々承諾。
それから先生との闘いが始まるのでした。・・・つづく
Follow Kalmia*歳時記 on WordPress.com