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【お手軽*好評】簡単♪カヌレ&チョコレートカヌレ*失敗しない為のポイント【100均シリコン型】
2024/01/02
100均セリアでシリコンのカヌレ型を発見し、思わず購入してしまった♪
どうにかお手軽に作れないかと、家にある材料で挑戦してみました(๑•̀ㅂ•́)و✧
なので、本格的とは程遠いのでバニラビーンズや蜜蝋等は使っておりません。
とは言え美味しく食べたいので、色々調べて作ってみました。
セリア*シリコン カヌレ型
全体サイズ 高さ35×横90×奥行90mm(4個分)
耐熱温度 230℃
耐冷温度 -30℃
カヌレ(仏:Canelé)とはフランスの洋菓子。正式名はカヌレ・ド・ボルドー(cannelé de Bordeaux)
フランスのボルドー女子修道院(fr:Couvent des Annonciades)で古くから作られていた菓子。蜜蝋(みつろう)を入れることと、カヌレ型と呼ばれる小さな型で焼くことが特徴である。そもそもカヌレとは、「溝のついた」という意味である。外側は黒めの焼き色が付いており固く香ばしいが、内側はしっとりとして柔らかい食感を持つ。
Wikipediaより引用
目次
【レシピ】カヌレの作り方 (セリアのシリコン型 :32個分)
セリアのカヌレ型(4個分:ミニサイズ)×8シート=32個分のレシピですが、4シート=16個で作る場合は材料を半量に調整してください。
使用オーブン:シャープ 過熱水蒸気オーブンレンジ 31L 2段調理 RE-SS10C-R(2段同時調理)
材料
牛乳 500cc
砂糖 200g
(もしくは砂糖170g+蜂蜜30g)
全卵 2個
卵黄 2個
薄力粉 100g
強力粉を入れる場合はお好みで調整してください。
ラム酒 大さじ4~お好みで
バニラエッセンス 10滴
バター 10g
型塗り用バター 適量
(薄)80g+(強)20g
(薄)50g+(強)50g
(薄)40g+(強)60g
(薄)80g+(コーンスターチ)20~40g
薄力粉のみだと生地の弾力は弱く、強力粉を入れるとモッチリ感が増します。
ただ、強力粉の割合が多いと、膨らみやすかったり焼成が長いと噛みきれない程が弾力が出るようです。
作り方
- 鍋に牛乳とバターを入れ火にかけて溶かし、沸騰前(フツフツし始めたら)で火を止め、冷ます(60℃位)
- ボウルに全卵、卵黄、砂糖を混ぜ、薄力粉をふるいながら混ぜ合わせる。
- 1の冷ました牛乳(60℃位)を少しずつ加えながら混ぜ、最後にバニラエッセンスを加え、生地を濾す。
60℃=かなり熱いが、しばらく(10秒くらい)は触っていられる程度。
- 生地にラップを密着させ、最低12時間~24時間冷蔵庫で冷やす。
- 焼成する1時間前に冷蔵庫から生地を出して常温に戻し、ラム酒を加え、分離しているので全体的にゆっくりとよく混ぜる。
泡立てたり、混ぜ過ぎない。
- 型に溶かしたバター(orオイル)を塗り、型の8分目位まで流し入れる。
注ぎ口付きの容器があると、型に注ぎやすいです。(計量カップを使っています↑) - 220℃に予熱したオーブンで40~50分焼く。
型の種類、サイズ、オーブンによって仕上がりが違うので調整してください。220℃40分+10分(延長)で焼いてみました。
(焼き始めて15分位経過すると生地が盛り上がり、焼き上がる頃にはちゃんと生地が戻っていました。)型から外してみて、濃い焼き色が付いたら網の上で冷まして完成。(色が薄いようだったら型に戻して追加焼成)
更に焼き色を付けたい場合は天板の上に並べて210℃上段で程良く色が付くまで焼く。
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ちょっと焦げちゃいましたが…断面はこんな感じ。
4連型の中心(内側)の火の通りが悪いので縮んでいます( ;∀;)
焼き加減が難しい…。
100均シリコン型だとこんな感じかな…ちょっと焦げ気味ですが…^^;
それでも、外側カリっと仕上がりました♪焼き上がって粗熱がとれてから断面を撮ろうと思ったのですが、包丁が入りづらい程 固かったです。
中は薄力粉のみで作ったのでモッチリ感(弱)って感じかな。冷蔵庫で冷やしたらモッチリ度はUPしました。
カリっと仕上げるには「型にバターを塗った後、蜂蜜を塗る」という情報があったので、蜂蜜を塗ったのと塗らないの両方を試してみましたが、カリっと感はそれ程変わりませんでした。(カリっと持続も)
風味は蜂蜜を塗った方は(生地も)やはり蜂蜜風味が強くなるので、バニラ風味、ラム酒風味が負けてしまうかな、という個人的な感想です。(ラム酒風味が強い方が好みなので^^;)
4連のシリコン型は どうしても中心(内側)の火の通りが悪く、焼きムラがでます。
次回は火の通りを良くする為にシリコン型をカットし、離して焼いてみようかな。
失敗しないポイント*コツ
- 牛乳は沸騰前(フツフツし始めたら)火を止め60℃位まで冷ましておく。
60℃の目安は「熱すぎず、ぬる過ぎず難なく飲める」くらいの温度。因みに電子レンジの牛乳温めボタンで60℃位な温度だそうです。
その他→触って水温60℃と判断する方法
(牛乳は沸騰させると膜がはってタンパク質の塊りができてしまったり、卵液と混ぜ合わせる時に65℃以上の温度だと卵は凝固し、小麦粉は粘りがでるので注意が必要) - 生地を混ぜ過ぎない。
(グルテンが出て生地が飛び出す原因になる。焼きムラができる) - 24時間(最低でも12時間)しっかり生地を寝かせる。
(寝かせる事により、グルテンを落ち着かせ焼成時の膨らみを抑える) - 焼成する1時間前に冷蔵庫から生地を出して常温に戻す。
(生地温が低くいと中心部に熱が入るまで時間がかかるので目の詰まったカヌレになる。)
オーブンで焼成開始してから10分くらいで沸騰するのがベストです。
焼成温度
- 低温だと膨らみにくく、気泡が入らず目が詰まり、背の低いカヌレに。
- 高温過ぎると生地が溢れ出てしまい、中身が無いカヌレに。
カヌレは高温で生地を沸騰させて焼き、中に気泡が多く入れば成功。焦げる寸前まで焼くのが美味しさのコツ!なようです。
とはいえ、最初から最後まで高温だと型から溢れ出たり、焦げてしまったりするので、
最初は高温で焼き、沸騰させ、その後は温度を下げてじっくり焼く…など色んな焼成パターンが。
焼成メモ(お試し用)
その1:220℃で40~50分
その2:230℃で25分→180℃で40分(計65分)
その3:230℃で5~10分→210℃で60~80分(計65分~90分)
爆発(生地が飛び出す)→温度を下げる。
焦げそうならアルミホイルを被せる。
型の種類(銅、テフロン、シリコン等)やサイズ、オーブンによっても仕上がり具合が違う様なので悩みどころです💧
柔らかくなったカヌレを復活させる方法*美味しい食べ方
- カリっと感
オーブントースターで3~5分加熱すると表面のバターの香りと固さが復活。 - しっとり&もっちり感
冷蔵庫で冷やすと生地が締まってしっとり&もっちり感が増す。
オーブントースターで温め、その後 冷蔵庫で冷やすとカヌレ本来の食感が復活します。
チョコレートカヌレ(セリアのシリコン型:32個分)
材料
☆牛乳 500cc
☆バター 10g
☆チョコレート(刻む) 50g
砂糖 160g
全卵 2個
卵黄 2個
〇中力粉 90g
〇ココアパウダー 20g
ラム酒 大さじ4~お好みで
型塗り用バター 適量
作り方
- ☆を鍋に入れる。
- 〇粉類は合わせる。
- あとはカヌレの作り方と同じ。
今回は「南部の小麦粉」使用。(中力粉)
100gあたり
(おおよそ)
エネルギー368㎉ タンパク質 9.0g 脂質1.8g 炭水化物74.8g 食塩0g
4連シリコン型を切ってバラバラにして焼いてみました。
焼成15分経過で生地が盛り上がってきました。
中力粉使用だったので、膨らみすぎたり、破裂したり、生地がちゃんと戻るか心配でしたが、大丈夫でしたε- ( ̄。 ̄A)フゥ~
火の通りが良くなったので、4連独特な焼きムラはありませんでした。
220℃ 40分+5分(延長)で焼成。
前回のと見比べると縮みが無いので、ちゃんと外側ぐるっと火が通っているのが分かります。
前回と同様に外側はカリカリ、中はモッチリ&しっとりに仕上がりました。
今回は中力粉を使ったのでモッチリ&しっとり感がプラスされた感じです。
シリコン型を切り離した事により、焼き上がりは かなり改善されました。
100円のシリコン型ですが、なかなか想像以上な仕上がりで満足ですヾ(*´∀`*)ノ
夫が職場にチョコカヌレを持って行き、お菓子好きなスタッフにお裾分けしたら好評でした♪
紅茶カヌレ
お手軽にカヌレが作れるのなら~、って事で後日 夫さんがカヌレを作ってくれました。
このカヌレの作り方で牛乳を温める際に紅茶葉(ティーバッグ1袋分)を一緒に入れてみました。
断面も良い感じにスが入っています♪
外側がカリっと中はモッチリ♪アールグレイ風味のカヌレに仕上がりました。
【札幌】お店のカヌレ
モン・ジェリ
断面が美しい!
265円(税込)
ラム酒がほのかに香り、モッチリ&しっとり感が絶妙♪
以前TVでも紹介されたカヌレが評判のお店なので、売り切れている事がよくあります。
ロイズ(ベーカリー)
141円(税込)
ロイズのベーカリーコーナーで購入。
141円とお手頃価格なのが嬉しい♪ラム酒風味が濃厚です。
コストコ(ベーカリーコーナー)
コストコ カヌレ 60g×6個入り×4パック 1798円(税込)
開封後は冷蔵庫で保管。
220℃に予熱したオーブンで5~10分温め、粗熱がとれたらOK。(10分温めてみました)
オーブントースターでも温めてみましたが、上部が焦げやすいのでアルミホイルを被せた方が良いです。
温め直後は軟らかいですが、粗熱がとれる頃には表面はパリっと、そして中は結構しっとりモッチリしていてラム酒が効いています。
1個あたり75円と考えると、かなりお得です。
中力粉、薄力粉+強力粉を使ったレシピ↓